認知症の御主人を看取る1

若年認知症ではなく、認知症、アルツハイマーの御主人を、最後まで看取った奥さんを存じ上げている。家族でのおつきあて、夫婦2組で京都奈良に旅行に行ったことがある。その時にはすでにアルツハイマーと診断されていて、それでも・・・という旅行だった。
時々、妙な言動がご主人にはあるが、まあまあそのころは普通に旅行ができた。奇行が目立って、外から石やゴミのよなものをひろってきて集めるなんてこともはじまっていた時期だった。奥さんがほとんど見ている旅行だったが、大浴場はそうはいかない。俺が、注意してみていることになる。馴れないこともあって、けっこう疲れる入浴ではあったが。
旅行の前から何度がお話していたのだが、その旅行が、最後になったなぁ。それから数年、奥さんはご主人を看取るまでの長い時間を過ごすことになった。

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